サザエさんに見る思考パターン

今日は、ヒーリングのセミナーが終わって直帰してきた後、久しぶりにサザエさんをテレビで見ました。
サザエさんは、いつみても微笑ましく、昭和な感じがして日曜夜に見るにはいい番組だなぁと思いつつ。
最近、すっかりクセになってしまっている思考パターンチェック病が騒ぎ出しました。
サザエさんも、結構大変ですね。
以前からなんとなく、カツオはあまりいい扱いを受けてないなと思っていましたが・・・
カツオだけではなく、タラちゃんも大変な思考パターンを植え付けられていました。
多くの思考パターンは７歳までに作られると考えると、タラちゃんも今後心配なところがあります。
そして、これを毎週見ている子供たちに対しても。
さて、今週のサザエさんで気づいたところです。
と言っても一話分しか見ていませんが。
【カツオ】

ちょっとしたことで、波平、サザエさんあたりにからかわれたり、いいところは認められず、悪いところばかりととりあえげあれやこれや言われている。
まぁ、本当は愛されているんでしょうが、これがきちんと伝わっているか。
お気楽キャラとして扱われているので、大丈夫だと思いたいですが、このように育つと大人になってから大変でしょうね。
【タラちゃん】

普段はそんなに問題のある扱いを受けている感じはしないですが、今日のある一話の中で・・・
となりのお婆さん（名前なんでしたっけ？久しぶりに見たので忘れました）の孫代わりとして、そのお婆さん孝行のような感じで、２人でお出かけします。
そのお婆さんは、実際にはまだ孫がいないので、孫のようなタラちゃんと一緒に出かけることが楽しそうです。
ここまでは問題ありません。
喫茶店でかき氷を食べたりした後、おもちゃ屋さんの前を通り過ぎた時に、タラちゃんは
下を見ながら、小走りで走りすぎます。
お婆さんが不思議に思い、「どうしたの？」みたいに聞くと
「おもちゃ屋さんの前では欲しがってしまうので、見ずに通り過ぎなければいけない」（正確ではありません。しかも、もちろんこんな言葉遣いはしていません）
などとタラちゃんは言います。
まぁ、いい子と言えばいい子ですね。
健気ですね。
でも、すごくいい子を演じていて、お金に対するトラウマなどが出来てしまいそうです。
いま、Wikipediaで調べてみたら、タラちゃんは３歳の設定らしいです。
普段愛されているので、大人になってから大きな問題がある子にはならないでしょうが、何気ないところでいろんな思考パターンが出来てしまっているでしょうね。
サザエさんはまだいいですが、「渡る世間は鬼ばかり」を観ていると（今はもう終わったのでしょうか？）、悪い思考パターンの連続ですね。
以前は何度か見ていましたが、途中から気分が悪くなって、観るのをやめました。
題名からして、あまり良い感じのするものではなかったですが。
こういうドラマを見て育つと、後々大変でしょうね。
心配です。
でも、こういうテレビ番組などを見ると、世の中がどれだけ悪い思考パターンを持ってしまって、無駄に苦しんでいるかわかりますね。
大変だなぁ、と思いつつもとてもいい参考資料になりました。