言葉の力と影響力

あなたは自分が普段使っている言葉にどれぐらい気をつけていますか?
NLPなどを勉強すると、言葉がいかに大切なのかと言うことがわかってきます。
言葉は大きな力にもなれば、凶器にもなります。
今日、ある場面で、このような言葉を聞きました。
「○○さんは、こういう時に”不安定”になりますよね」
と言う言葉、
悪意なく言った言葉でしょうが、言葉を学んだ私としては、すごく気になった言葉がけでした。
”不安定”ってどういう状態を言うのでしょう?
人によって、”不安定”の定義は異なるでしょうが、あまり肯定的な言葉ではないでしょう。
この言葉を受けた人はどう感じたのでしょうか?
もしかしたら、
「あぁ、私は”不安定”なんだ。」
「だから、私はダメなんだ。」
と考えてしまうかもしれません。
しかし、そもそも”不安定”の定義はそれぞれです。
その時の状態を見て、100人中100人が”不安定”と言う言葉を使うでしょうか?
また、”不安定”にも度合いがあるでしょう。
ただし、”不安定”というラベルを与えてしまうことによって、
話し手は、「この人は”不安定”(になることがある)」
言葉をかけられた人は、「私は”不安定”(になることがある)」
と捉えてしまうこともあるでしょう。
この言葉も、一回だけなら、「ちょっと嫌な感じがする」ですむかもしれません。
しかし、何度も何度も同じ言葉をかけられたとき、それはひとつの観念として、その人の潜在意識の中に入っていってしまい、その後の人生に影響を与えてしまうかもしれません。
こういう日常的な何気ない言葉がけによって、人は自信を持ったり、自信を失ったりしていきます。
特に影響が強いのが、小さい頃から、両親など身近な人にかけられている言葉です。
NLPで言っているプログラムの多くは、幼少期に作られると言われています。
そう考えると、親が子供にかける言葉は注意しても注意しすぎることはありません。
そして、もしかしたらそれ以上に影響を持つのが、自分が自分に対してかける言葉です。
つまりは口ぐせです。
ほとんどの言葉は無意識的に選択しています。
そこで大切なのは、自分が使っている言葉をまずは意識化することです。
自分だけで難しかったら、周りの人に、自分の口ぐせを聞いてみて、フィードバックを得るのも有効です。
そうすることで自分のパターン、クセに気づいて、少しずつ変えていきましょう。
今後、言葉を発するとき(外に向けて発するときでも、頭の中で発している言葉でも)には、その言葉が相手・自分にどういう影響を与えるかを考えた上で選択してみませんか?


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。