完璧主義を手放す方法

完璧主義で苦しんでいませんか?

最近、3人のクライアントさんが立て続けに

「わたし完璧主義なんです。。。」

と苦しそうに話してくれました。

 

完璧主義。

気持ちはすごーーくよくわかります。

わたしも、
放っておくと、油断すると

「完璧主義」のワナに陥ります。

「完璧主義」って言うと
なんか基準が高くてカッコいい気もしませんか?

「妥協しないプロなんだな」と。

もちろん、そういう一面もあります。

完璧を目指すからこそ、
より良いものを作れる。

質が良くなるし、成長もできる。
でも、デメリットもかなりあります。

 

「完璧主義」だと、

「まだまだ完璧じゃないから・・・」

と行動がストップしたり、停滞したり
そもそも始められなかったりします。

石橋を叩いても渡らないし
叩きすぎて壊してしまう

なんてことにもなりかねない。

 

そして、完璧主義だと
完璧ではない自分にも他人にも
イライラします。

自分が設定している基準に
自分が、他人が達していないからですね。

ただ、残念なことに
「完璧」というものは存在しません。

いつになっても、どれだけ改善しても
完璧にはたどり着きません。

 

たとえば、電話の進化で考えてみましょう。

昔の黒電話(ダイアル式)から
プッシュホンタイプが生まれ

ワイヤレス電話へ。
「すごい便利!」
「子機がいくつもあるなんて!」

なんて喜んでいたのもつかの間。

次には、携帯電話(ガラケー)が生まれ
ガラケー自体もどんどん進化していきます。

そして、いまはスマートフォン全盛。

そのスマートフォンも
毎年、進化を続けています。

どれだけ使いやすくなって
機能が豊富になってきても

まだまだ改善できる。

 

世に出してみて、使ってみてはじめて
見えてくる問題・改善点
「こういうのもあったらいいな」
が見えてきます。

そしたら、そこを改善していく。

この方が圧倒的に早く
質の高いものを
世に出すことができています。

 

もし、電話の開発をしている人が
完璧な電話ができるまでは発売しない
と考えていたとしたら、、、

まだ携帯電話は生まれていないかも。。。

それって、まったく
ユーザーや消費者のために
なってないですよね。

開発者のひとりよがり、エゴです。

 

残念ながら、わたしたちが
頭の中で思いつき、考えることなんて
たかが知れています。

だったら、いったん世に出して
意見を聞いて改善していった方が早い。

 

考えてみれば、
パソコンのOSであるWindowsだって
毎月大量にアップデートがあります。

あれだけのお金をかけて
優秀な人達が集まって作っている
Windowsであっても、

完璧なものができてから発売しよう
と思っていたら、

まだWindows95くらいのレベルで
止まっていたかも。

わたしたちが、いまのように
パソコンを使いやすく使え、
いろいろな機能を楽しむことは
できなかったでしょう(>_<)

スマホのアプリだって
ちょくちょく更新がありますしね。

そう。

いつまでたっても、
完璧になんてなりません。

それなのに、
完璧主義になっているとしたら、、、

絶対にないものを求めて

絶対に手に入らないものを求めて苦しんでいる

というおかしな状態にあるわけですよね。

また、完璧主義は、いろいろな病気の原因にもなります。

完璧主義がストレスを生み
そのストレスが病気を引き起こすんですね。

うつ(鬱)にもなりやすくなります。

実際に、いままでのクライアントさんでも
完璧主義を手放すことができて
うつ病から回復された方もいます。

ですので、あなたがドMでない限り
完璧主義はオススメできません^^;

ドMだとしたら、
一生楽しめる娯楽にはなるでしょうが。。。

 

さて。

あなたは完璧主義に陥っていませんか?

そして、完璧じゃない自分や
自分の仕事、作品などを

責めて自信をなくしたり
行動が止まってしまっていませんか?

(そもそも、行動が起こせていないかも)

 

また、完璧じゃない他人を責めて
イライラしたり、
人間関係を悪くしてしまっていませんか?

 

「完璧じゃなければいけない」

などという完璧主義の呪縛は
いますぐ捨て去りましょう。

完璧主義から自分を解放してあげて
自由になっていきましょう♪

完璧主義を手放せないままでいると

あなたができるはずのこと
世の中に与えることができるはずのことが
世に出ないままで終わってしまいます。

これはもったいない!!

完璧主義を手放して、
どんどん発信・発表・アウトプット
していってください。

そして、
フィードバックを得て改善していく

その方が、圧倒的に早く
いいものができあがりますよ♪

最近、ネットで見つけた記事でも
すでに500冊以上の著書を手掛けた
SF作家の巨匠アイザック・アシモフさんの
言葉が紹介されていました。

アシモフさんは
2週間で1冊の小説を書くというペースを
なんと25年間も継続しているのだそう。

彼は完璧主義とは反対の立場を貫いて

「始めから完璧なものを作ろうとするのは大きな間違いだ」

と言っています。

だからこそ、500冊もの本を書けるんですね。

もし、彼が完璧主義だとしたら、
出版できた本は、数冊止まりだったかも知れず、

多くの人に愛されることも
多くの名作が生まれることも
なかったでしょうね。

今日の記事が、あなたが完璧主義を手放すお役に立てれば幸いです。

P.S.

5年前に書いたこちらの記事も
完璧主義を手放すのに役に立つかも。

・本物の「完璧主義」になろう。

・本当の自分が決して愛されない理由


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。