「自分には価値がないのでは・・・」と悩んでいませんか?

あなたは自分の価値を見失っていませんか?

最近、継続コースクライアントさんとの
メールのやり取りをしている中で、

職場の人に言われた言葉に傷つき
自信を失ってしまったり

「自分には価値がないのでは・・・」
と感じてしまい、落ち込んだ

という話を聞きました。

 

傍から見たら自信がありそうに
振る舞っている人でも、

実は、
「自信がない」とか
「自分には価値がないのではないか」

と感じてしまう人は
結構いるのではないでしょうか?

あなた自身を振り返ってみても
自信があるときもあれば
ちょっと落ち込んで、
自信を失ってしまう時もあると思います。

 

普段は自信があっても
誰かにちょっと悪口を言われたり

「〇〇さんにはできないよ」
なんてことを言われたり、
批判・批評されたりすると

「自分の価値」が揺らいでしまうんですね。

わたしのとろこにいらっしゃる方でも

「自分に自信がない」
「自分になんて価値がない」
「誰も私のことなんか認めてくれない」
「自分を好きになれない」

こんな悩みを持っている方がたくさんいます。

 

多くの人が、
「自分の価値は他人の評価によって決まる」
と思ってしまっています。

 

これでは、
自分の価値は人次第で
揺らいでしまいますよね。

 

でも、本当のことを言えば
やっぱり自分の価値は揺らぎません。

 

今日は、

「自分に自信がない」
「自分には価値がない」
「自分は認められない」
「自分を好きになれない」

なんて悩みを持っている方に
あるお話を紹介します。

 

ある寓話です。

 

「両親に心の底から受け容れてもらえない」
「友達にとってお気に入りの友人とは
 思われていない」

「仕事で認めてもらえない」

と文句ばかり言っていた若者。

 

ある時、ある賢者のもとを訪れます。

 

「先生、私は自分が
 とてもつまらない人間に思えて、
 もう何もやる気が起こりません。

 誰もが私のことを何ひとつ満足に
 できない役立たずで、
 おまけに不器用で馬鹿だと言うのです。
 
 もっと認めてもらうためには、
 どうしたらいいのでしょう?」

 

賢者は若者に目を向けることなくこう言った。

 

「本当にすまんがのお、若いの。

 今わしは困っていることがあって、
 その問題を解決せんことには
 お前を助けてはやれんのじゃ。
 その後ならおそらく・・・」

 

少し間を置いて続けた。

 

「もしお前が手伝ってくれるというなら、
 この問題が片づき次第
 お前の力になれるかもしれんがのお」
 

 

「よ、喜んで・・・先生」

若者はロごもった。

 

またしても自分は後まわしにされた、
相手にされていないんだ

と感じたのだった。

 

「よろしい」

賢者は左手の薬指にはめていた指輪を外して
若者に渡した。

 

「外の馬に乗って市場まで行ってくれ。
 借金を返すためにこの指輪を売るのじゃ。

 できるだけ高い値で売らねばならん。

 金貨一枚以下は受け取ってはならん。

 できるだけ早く
 金貨を持って帰ってくるのじゃ」

 

若者は指輪を受け取って出発した。

 

市場に着くとすぐに
指輪を見せてまわったが、

人々は多少の興味を持って見るものの、
それも彼が売値をロにするまでのことだった。

 

若者が

「金貨一枚」

とロにすると、

人々は笑ったり顔をそむけたりするばかり。

 

ただ一人

「指輪ひとつに金貨一枚は
 あまりに高すぎるのだよ」

と教えてくれた優しい老人がいただけだった。

 

親切心から、銀貨一枚ど銅の器ではどうかと
申し出るものもいたが、
若者は賢者の指示通りその話も断った。

 

市場ですれ違った人は
100人以上にもなったが、
誰も買ってはくれず、

若者は打ちひしがれて
馬に乗って引き返した。

 

賢者の悩みを解消すれば、
助言がもらえるはずだった若者は
金貨一枚をどんなに望んでいたことか。

 

若者は賢者のもとに戻るとこう言った。

 

「先生、すみません。
 これで金貨一枚もらうのは無理です。

 銅貨の一枚か二枚なら
 大丈夫だったかもしれませんが・・・

 でも私には指輪の本当の価値を
 偽ることはできません」

 

「ほれ、お前が今言ったことは
 とても重要じゃ、若いの」

賢者は微笑んで答えた。

 

「まず指輪の本当の価値を知らねばならん。
 もう一度馬に乗って、
 今度は宝石商のところへ行きなさい。

 宝石商以上に価値の分かる者がおろうか。

 彼に、指輪をいくらで買ってくれるか
 尋ねなさい。

 しかし言い値がいくらでも
 売ってはならん。

 指輪を特って帰ってくるのじゃ」

 

若者は再び馬に乗って行った。

 

宝石商は指輪をランプの光で調べ、
ルーペで観察し、重さを測って
そして若者にこう言った。

 

「先生に伝えてくれ。
 今すぐにこれを売リたければ、
 私は金貨五十八枚までしか出せない」

 

「五十八枚?」若者はとび上がった。

 

「そうだ」

 

宝石商は言い訳するように言った。

「もう少したてば七十金貨くらいで
 売れるかもしれないが、
 もし売り急いでいるというのであれば」

 

若者は興奮して賢者の家に駆け戻り
起こったことを話した。

 

「座りなされ」

話を聞いてから賢者は言った。

 

「お前はこの指輪のようなものじゃ。
 世界にひとつしかない高価な宝石。

 そしてこのように、本当の専門家だけが
 お前の価値を知ることができる。

 どうしてお前の本当の価値を
 誰もが見抜けるなどと思いたがるのじゃ?」

 

そう言いながら左手の薬指に
指輪をはめ直した。

 

あなたはこの話を読んで
何を感じましたか?

 

多くの人はあなたの表面的なもの
(見た目、学歴、経験、仕事)
で判断し、あなたの本当の価値を知りません。

 

そして、残念ながら自分自身でも、
自分の本当の価値を見失ってしまっています。

 

過去の失敗、失恋、トラウマなどで
ためこんでしまった感情や
そのときに作ってしまった思いこみを通して、
世の中を、自分自身を見てしまっているから。

 

でも、それは本当の自分の価値とは
関係がありません。

 

あなたも

他人からの言葉や評価で

自信をなくしてしまったり
自分の価値を疑ってしまうときには

このお話を思い出してみてください。

 

ある意味、残念ではありますが
本当の人の価値を理解・評価できる人は
そんなにいないんです。

 

だとしたら、

そういう人たちの言葉や評価に
一喜一憂しているのはおかしいですよね。

人の本当の価値は、
誰かの評価で変わるものではありません。

自分の価値は
何かに失敗したからと言って
変わるものではありません。

あなたは、自分の本当の価値に気づいていますか?

本当の自分の価値に気づき
それを自分で認めたとき

今まで得られなかった心の平安が得られ
自分の本当の可能性が広がってきます。

 

わたしのクライアントさんでも
”自分の価値”に気づいていった人は
大きくブレイクスルーしていっています♪

是非、あなたも
自分の価値に気づいてくださいね。


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。