苦しんでいる人に「大丈夫だよ」って言ってあげたくなりました

●苦しんでいる人に大丈夫だよって言ってあげたくなりました
こんにちは、伊藤勝彦です。
今日は雨もすっかり上がって、またいい天気です♪
昨日は、夜のセッション後
レンタルで借りてきていた映画「悪人」を見ました。
内容はまったく知らず、
話題になっていたので試しに見てみよう
ぐらいの気持ちで見始めました。
なんというか、
「みんな孤独で寂しいんだなぁ～」

というのが印象的でした。
そんな寂しさを抱えながら、愛を求めて生きている
人を愛して生きている。
でも、うまく気持ちも伝えられないし
どうやって愛すればいいのか、愛されればいいのかわからない。
不器用な愛。
そういうふうにしか愛せない、
あるいは愛する・愛されることさえよく分からない。
これは、それぞれの人が育ってきた環境・体験によって
作られてしまったものでしょう。
育児放棄してしまったり、
子供を殺害・虐待してしまう事件も
喜んでやっている人はいないはずです。
NLPの基本前提に
「人はいつでもその時に可能な最善を尽くしている」

というものがあります。
そう
いつでも「可能な最善」を尽くしているんです。
でも
その「可能な最善」が人によって大きく違う。
たまたま、今まで育ってきた中で、
知っている感覚・感情、能力、他のやり方をしらなかっただけ。
また、
・私は愛されていない
・私は必要とされていない
・私は役に立たない
・私は存在してはいけない
・私は受け入れられない

などの思い込みを持ってしまっている。
こんな思い込みを持っていたら、
本当はどんなに素晴らしい能力を持っていたとしても発揮できません。
何かやろうと思っても、
・私は愛されていない
・私は必要とされていない
・私は役に立たない
・私は存在してはいけない
・私は受け入れられない

という思考が自動的にわき起こってきます。
こうなると、なかなか行動はできない。
やろうと思っても、心配・不安がわき起こってくるし、
「失敗したらどうしよう…」

という考えも浮かんでくる。
だから、いままで苦しんできた。
そして、一生このままなんじゃないかと不安になったり
将来に希望を抱けなくなっている。
最初はこんな状態のクライアントさんもたくさんいました。
でも
これは変えることが出来るんです。
誰でも。何歳になってからも。

昨日のセッションでも、
「（前回のセッション以降）40年以上生きてきて、初めてあんな幸せを感じました♪」

とおっしゃっていたKさん。
Kさんからは先週、こんなメールも頂きました。
「素晴らしく幸せな日々です。
無理しないのにやる気がどんどん沸いてくる。

だから体もどんどん動かししたくなる。

自分は今までなんと逆の事をしていたのだろうと。

いつ死んでもいいくらい今にいました。
こんなに変われるものかと。

苦しんでいる人に「大丈夫だよっ」て言ってあげたくなりました。」

今まで感じたことのないような幸せを感じることができた。
でも、話を聞いてみると、
別に何か素晴らしいことが起きたわけではありません。
ただ、今までは自分を受け入れられず、
認められず、自分を否定して、ムリをしすぎていた。
そして、ムリをしているので、やっぱりうまくいかない。
そして、また自分を責めて、否定しての悪循環。
それが、
「あ、このままの自分でいいんだ♪」

と気づいて、ムリをしなくなった。
その結果、
いままでの人生で感じたことのないような
幸せを感じることができた。
「自分を認められる」

これは、幸せの土台になりますね。
この土台がしっかりしてくると、
Kさんにとっての「可能な最善」がどんどん広がってきます。
昨日のセッションで話を聞いていると
また新たに始めたいと思っていることも
幾つかあるようでした ^^
Kさんの今後が楽しみです♪
・・・
ちなみに、映画「悪人」。
舞台が九州なので、博多弁・佐賀弁(?)を堪能できます。
方言フェチの私にはたまらなかったです ^^;