やはり子供はすごい

先日のハコミでの勉強会にて、またしても
あぁ、子供ってすごいな
と思えることがありました。
ハコミでいうマインドフルネスという状態は、自分の内側で起こっている事に気づくことができる状態です。
そして、それは釈迦が悟りを開いたと言われるヴィパッサナー瞑想に通じるところがあります。
そして、ヴィパッサナー瞑想を続けていると、自分の中に沸き起こる雑念、考え、感情などに気づき、徐々に
「今に生きる」
と言うことができるようになってきます。
ハコミの勉強会での質疑応答
（参加者）　「でも、今に生きるって難しいですよね～」
（先生）　　 「そうですね。やっぱり難しいですよね。
　　　　　　　　でも、3歳児の子供なんてみんな今に生きてますよね」
これらのやりとりを聞いて、
あぁ、本当にそうだな、もともと誰もが「今に生きる」ことが出来ていたんだ、というかそれが当たり前だったんだ！
成長していくにつれてそれを忘れてしまって、意識で過去に行ったり未来に行ってしまって、くるしんだりしてるだな、と。
子供がすごい点の一つとして他にもよく言われるのが、何かを学習するに当たって、一番モデルになるのがあかちゃんだ、と言うものがありますよね。
大人になってからの学習では、
「でも、むずかしいな。やっぱり無理かな」と思ったり
何度かつまづくと、あきらめてしまったりします。
でも、やっぱり赤ちゃんは、そんなことはしないわけですね。
歩くことを覚える時に、
「でも、むずかしいな。やっぱり無理かな」と思ったり
「あぁ、私には出来ないかもしれない」と言って、何度か失敗したからといってあきらめた赤ちゃんと言うのは、寡聞にして聞いたことがありません。
やはり、大人になるにつれて、いろんな理由で自分たちで生きにくくしてしまってるんでしょうね。
こういうことが分かって、本当の自分にかえっていけたらすごくワクワクする人生が生きられますね。
大人になっても子供のような人を見ると、つい惹かれてしまうのは、もともとは自分もそうだったことに無意識レベルでは気づいていて、本当は自分もそこに戻って行きたいと思っているからなんじゃないか、と最近感じています。
いやぁ、やっぱり子供（あかちゃん）はすごいですね。
でも、本当は大人であっても誰でもそういう要素を持っているので、本当は人間はすごいのにそれを隠してしまっているだけなんでしょうね。