遠慮しても・・・

以前、今年の初めぐらい（？）に会った人から聞いた言葉を、最近ふと思い出しました。
タイトルどおり、「遠慮」に関することなんですが、「遠慮」に関してどんな印象を持っているでしょうか。
遠慮とは○○○○
この○○○○に何が入るかは人それぞれでしょう。
これがよく言われる「意味づけ」であり、ビリーフですね。
そして、その「意味づけ」は事実でなく解釈なので、ひとそれぞれ。
そして、その解釈によっていろいろな感情が生まれてきます。
まぁ、良くあるのが「遠慮」＝「謙虚」＝「いいこと」ではないでしょうか？
私はそのような意味づけを持っていたので、周りの人がどう思っているかどうかは別として、結構遠慮がちです・・・
さて、そして最初の話に戻ります。
その時に聞いた言葉が、
「遠慮して誰が喜ぶの？」

というものでした。
遠慮することによって、少なくとも自分はちょっとガマンしていますよね？
そして、自分がガマンすることよって、
誰かが喜んでくれている、あるいは誰かのためになっている

ということをなんとなく、期待していませんか？
期待という言葉はちょっと違うかもしれないですが、なんとなく
「自分のガマンと引き換えに誰かが幸せになってくれるかもしれない」
なんてことを無意識的に感じていることがある人もいるのではないでしょうか。
でも、本当にそうなんでしょうか？

「遠慮して誰が喜ぶの？」

という言葉を聞いた時に、結構衝撃を受けました。
別に誰も喜んでいないかもしれない・・・
自分は遠慮して、自分のしたいことをガマンしているのに・・・
でも、その遠慮をしなければ、
自分はもっとうれしい結果を得られていたかもしれないですよね。
すくなくとも、その可能性を試してみることはできたはずです。
そして、さらにもしかしたら相手の人にも喜びを与えたり、相手の可能性を拡げてあげられたかもしれませんよね。
次に自分が遠慮しそうになった時には、この言葉を思い出してみてください。
そして、その結果として遠慮してもしなくてもどちらでもいいと思いますが、一瞬考えてみるといいかもしれませんね。