人生や心はシステム(統一体)である

NLPの基本前提のひとつです。
表現は、いろんなところでちょっとずつ異なっています。
そもそも、NLPの基本前提とは・・・
絶対に正しいと言うわけでもないけれども、こんな前提を信じてみると、役に立ちませんか?

というようなものです。
今回のセミナーで行ったワークの詳細は省略しますが、このワークは以前もやったことはあったのですが、今回はまた別の気づきを得ました。
より深く理解した、という感じでしょうか。
いろいろあった気づきの中から、いくつかだけ紹介します。
システムは、あるグラウンドルールと、ある程度の制約(というか条件、環境)があれば、各構成要素がバランスをとって、全体としてそのルールに基づいて安定状態になっていく。

ここで、各構成要素に任せるのではなく、マネージャーや上司などが、指示命令で、自分ひとりで何とかしよう、メンバーを管理してシステムを最適化しようとしても、なかなか上手くいかない、あるいは仮に上手くいったとしても時間がすごくかかってしまう。
そして、たまたま一番最初に見つかった問題を、問題として責め立てたりする。
そして、その問題が解決したとしても、また別の問題が出てくる。
しかし、システムの構成要素(たとえば、人・メンバー)にはそれぞれ肯定的意図があって、それぞれ出来る範囲で最善を尽くしています。
自分の周りの動きを見て、それに合わせようとして、最善を尽くそうとして、肯定的意図を持って行動していることがあります。
ただ、それを他人からみると、問題行動と見えてしまうかもしれません。
それも、外側から見ている人の価値観・世界観からの判断に過ぎないかもしれません。
そして、この場合、システムの構成要素のあるひとつの行動だけを見て、その人を責め立てることにどれだけの意味があるのでしょうか?
そして、このシステムは家族の中、会社の中、友人との人間関係、社会などいろいろなところにあります。
そして、自分自身の中にも。
NLPでは、自分の中にいろいろなパート(部分)がある、といったりします。
いろいろなプログラムがあるといってもいいかもしれません。
誰にでも経験があってわかると思うのですが、あることを新しく始めようと思うけれども、なかなか開始・継続できない。
それは、始めようというパートと、変わりたくないというパートもあって、それがシステムを構成しています。
また、目標を立てて、それが実現したとします。
しかし、その結果としてあまり望ましくないことも起こってしまうこともあります。
この場合、目標という観点だけから見ると望ましいのかもしれませんが、自分の中に、そのままの目標を達成することが望ましくないパートがいる、ということです。
そのため、目標を設定するときには、エコロジーチェックと言って、
「その目標を達成することによって失うものがないか?」

ということを考えていきます。
そうすることによって、目標を達成したものの、不幸になるということも避けることが出来ます。
また、無意識の抵抗を軽減または取り除くことが出来ます。
エコロジーチェック以外にも、NLPのワークである葛藤の統合を行ったり、制限となるビリーフをコーチング、NLPのワーク、ヒーリングなどでとっていきます。
さて
すべてを、バラバラに考えるのではなく、お互いに影響・関連しあっているシステムとして考えた場合、今までとこれからで何が変わっていくでしょうか?


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。