ノンバイオレンス

大変久しぶりのブログ更新です。
この間に、いろいろな学びや体験、出会いがありました。
そして、この期間だけでもコーチング、ヒーリング、セラピーの学びを得ました。
その中からまずはひとつ、表題のノンバイオレンスについて。
直訳すれば、「非暴力」
ハコミセラピーで使われる言葉です。
ハコミのHP( www.hakomi.net/terms.html )から引用すると、
ハコミの基本原理のひとつで、いっさいの強制を行わないこと。
セラピストは、アドバイスや解釈を与えるよりも、クライアントの中で起こってくる体験の自発的な展開のプロセスを受容し、それを意味あるものとして積極的に見守り、その体験の中に留まり続けられるような援助を行う。
それによって、安全な場と信頼関係を築き、クライアントの深い自己発見のプロセスを支援していく。

ハコミの1DAYにこの間参加してきたのですが、その時のファシリテーターの方がまさにこのノンバイオレンスを体現していました。
クライアントが扱って欲しくない、とか、まだ扱う準備ができていない場合でも
自分（コーチ、セラピスト、ヒーラー）が「こうだ！」と（勝手に）思ったことをやってしまう人がいます。
シータヒーリングのアナトミーに参加していた時にも、ペアセッションを毎日2回ぐらいずつやるのですが、何人かこういう人がいました。
クライアントが扱いたいと思っているのとは別のテーマの方に誘導しようとする人。
そもそも、最初からクライアントではなく、プラクティショナー側が扱いたいテーマを押し付けようとする人。
以前の記事で書いたようにリーディング(leading)してしまう人。
残念ながらヒーリングを学ぶ前に、もっと学ぶことがあるように思いました。
もちろんそのような人はほんの2-3人ぐらいで、他の方たちは素晴らしいい方で、一緒に15日間学べていい経験になりました。
しかし、このハコミ１DAYの時のファシリテーターは、まさにノンバイオレンス。
明らかに誰から見ても、まだ問題があるように見えるけれども、クライアント本人がそこを問題と認めていないケースで、クライアントをきちんと尊重していました。
ノンバイオレンス
相手を尊重する姿勢を根底に持っていれば、自然とできるものだと思います。
ですが、そうできていない人が、コーチ、ヒーラーと言われる人にもたくさんいることは残念です。
また次の記事ででも、最近遭遇した残念な体験に関しても書いてみたいと思います。