「なんか、毎日が楽しくない」
「(自分が楽しむより)まわりの期待に応えなきゃ」
「わたしは楽しんではいけない」
「わたしはガマンしなければいけない」
こんな思いに悩まされている人はいませんか?
いま、90日コースに参加されているMさん(名古屋)にも
そんな思いがありました。
ずっとそうやって生きてきたので、
自分のために、何かをするとか
何かを楽しみのためにやる、とか
そういうのがよくわからない(>_<)
そこで、話をいろんな角度から聞いて行きました。
やっぱり、ありがちなのが両親からの影響ですよね。
ですので
そこら辺の話も聞いてみたのですが…
「特に思い当たりません」
とのこと。
でも、両親からの影響というのは、
Mさんのエネルギーでは感じていていました。
でも、この時点ではわたしもハッキリしていません。
「特に思い当たりません」
とはいうものの、記憶が抑圧されていることもよくあることです。
自分にとって嫌な記憶
直面するのが辛い記憶
トラウマ的な記憶
こんなものは、潜在意識がわたしたちを守るため
思い出せないようにしていていることも。
こうなると、本人が思い出そうとしても
なかなか難しい(>_<)
そこで、
「でも、何かありそう」ということで
Mさんの許可を得て、リーディングしてみました。
すると
「お姉ちゃん」
というキーワードが来ました。
「あれ、Mさんの家族構成ってどうだったけ?」
と思いつつ
「お姉ちゃん」というキーワードが来たんですが、
と伝えてみたところ…
「あーーーーーーーーっ!!!」
とスカイプの先で声が。
Mさんは、最初はまったく思い出せなかったのに、
その「お姉ちゃん」というキーワードを聞いた瞬間に
思い出したようです。
Mさんには妹さんがいるのですが、
小さいころ、何かといえば
「あなたはお姉ちゃんなんだから、妹にゆずりなさい」
「あなたはお姉ちゃんなんだから、ガマンしなさい」
「あなたはお姉ちゃんなんだから、・・・」
と言われ続けてきたそうです。
でも、そんなことはすっかり忘れていました。
さらに、こんな話も思い出して、してくれました。
ちょっと前に、
妹さん(結婚して、子どももいる)の家に行った時の話。
妹さんが長男に向かって
「あなたは、お兄ちゃんなんだからガマンしなさい!」
という言葉を聞いた瞬間に
怒りの感情がブォーっと湧いてきたそうです。
「お兄ちゃんだから、ってヽ(`Д´)ノプンプン」
これは、Mさんが子どもの頃に
「お姉ちゃんなんだから」
と言われる続けてきて、嫌だった思いが
「お兄ちゃんなんだから」
という言葉を聞いた瞬間に、
潜在意識が刺激されて、感情として出てきたんですね。
顕在意識では忘れてしまっていたことでも、
このように、潜在意識では覚えています。
そして、Mさんのように
そこを刺激されると感情が湧いて出てくる。
その感情は、怒りだったり、悲しみだったり…
今回のセッションでは、
「お姉ちゃんなんだからガマンしなきゃ」
「お姉ちゃんなんだから期待に応えなきゃ」
という限定的な場面での思い込みだったのが
徐々に一般化され、「お姉ちゃん」が外れてしまい
「期待に応えなければ」
「楽しんではいけない」
「ガマンしなければいけない」
と発展していき、Mさんの人生を
知らず知らずのうちに支配してきたんですね(>_<)
こんな思い込みがあると、
人生を楽しむことは難しい。
自分が楽しむことよりも、
他人の期待に応えることを優先してしまったり。
そして、それは仕事だけではなく、
プライベートなことも、恋愛、結婚、趣味などに関しても。
思い込み、潜在意識おそるべし!!
もちろん、「お姉ちゃん」に限らず
長男には長男なりの呪縛が
真ん中の子には真ん中の子のジレンマが
末っ子には末っ子なりの寂しさ、無力感など
そして、ひとりっ子にもひとりっ子なりの…
と兄弟・姉妹などの家族関係は
わたしたちの潜在意識にあらゆる面で影響を与えています。
わたしも、長男の呪縛を感じていたことがありました。
「長男だからって、
なんでそんなにいろいろ言われなきゃいけないんだ!」
「長男って、悪いことなのか!罪なのか!」
なん
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