「拒絶の怖れ」の正体

こんにちは♪ 伊藤勝彦です。

この週末、縁あってある映画を観ました。

数々の「拒絶」を乗り越え、
最後まで可能性をあきらめずに挑戦し
夢を叶えた実話を映画化したものです。

多くの人に勇気と希望を
与えるであろういい映画でした。

「拒絶への怖れ」

これは、わたしたち人類が持っている
大きな怖れの一つです。

セッションでも多い相談の一つ。

「拒絶されるのが怖くて、
 本当に自分がやりたいことができない」

とか

「人から拒絶されるのが怖い」
「人間関係で怖れや不安を感じる」

なんて経験、もしかしたら
あなたもあるかもしれませんね。

 

この映画の中でも、主人公は

「お前には無理だ」

というまわりからの声に、

子どもの頃からの夢を
いったんはあきらめました。

たしかに、一般的な目で見て、
客観的に見ると、実現するのは
かなりの夢物語。

でも、ある日。

親友の死を機に、再び夢を追い始め、
最後にはその夢をかなえる
というストーリーです。

映画の中やインタビューの中での言葉に

「夢を追うことが人生なんだ」

「夢にはパワーがある」

「夢には希望をもたらす力がある。
 周囲の人に希望を与えられる。
 自分の信念を伝えることでもあるんだ。
 ”不可能に思えても努力すれば夢は叶う”と」
 
なんて言葉があり、あらためて
「夢は叶う」ことを実感できたいい映画でした。

Rudy

 

でも、この映画の主人公のように
夢を叶えられないのはなぜか?

本当はみんな叶えていても
いいはずなのに…

(だからこそ、映画になっているのですが^^;)

その大きな原因の一つが
拒絶の怖れ。

この拒絶の怖れわたしたちの人生を
小さく、つまらなくしてしまいます。

せっかくの夢や可能性の芽を
摘んでしまうんですね。

この「拒絶」に関しては
一回では書き尽くせないので、
今日は一つだけポイントをお話しますね。

さて、この「拒絶」の正体とは何でしょう?

それは・・・
自分が相手を拒絶している
ということです。

????
となると思いますが、

この「拒絶」というものは、

相手が自分に同意をしていないのではなく、
自分が相手に同意をしていないのです。

もちろん、

相手も同意していないこともありますが、
そこはあまり重要ではありません。

自分でどうこうできることでもありません。

つまり、自分の気持ち・態度次第です。

「拒絶」という状態は、
お互いが同意できていない状態。

AさんはBさんの意見に反対しているし、
BさんはAさんの意見に反対している。

こういう状態です。

つまり、Aさんは
自分が「拒絶」されていると
感じているかもしれませんが、

同時に、
AさんがBさんを「拒絶」しているんですね。

この気づきが大切です。

そして、そもそも、、、

別に意見が違っていることは
本来は問題ではなく、価値です。

まったく同じ意見だったら、
他の人がいる価値がありません。

会議などでも、
「全員一致は検討が足りない証拠」
と言ったりします。

違う意見があるからこそ

それらの異なる意見から、
お互いに磨き合っていき
さらに良い物が生み出される

というプロセスが起こってきます。

お互いに拒絶させしあわなければ。。。

 

ですので、例えば

自分の提案を受け入れてもらえなかった

ということがあった場合、

これは、

相手に伝わる伝え方ができていない
相手が求めているものになっていない

など、その提案に足りない何かがまだある

ということ。

拒絶されていると感じる必要はありません。

自分の検討不足や未熟さを感じたりして、
ちょっと痛いかもしれませんが、

大きな改善・成長のチャンスが
得られたことを喜んでもいいはず。

長期的に見れば、

「あの時のおかげで…」

となってきます^^

それなのに、たとえば、、、

他の人の、自分と違う意見やアドバイスを
聞きたくないからといって、

自分の思いだけで、
大金を投資してビジネスをする

なんてことを考えると怖いですよね。

 

もちろん、自己満足のためだけに
やるのであれば、なんでもいいです。

これは、本当になんでもいい。

そこは何の制限もなく、
人に理解されることを求めずに
やってもいいですよね。

むしろ、やってもらいたいくらい。

それこそ、
「拒絶」されたとも感じず、気にせず
自由にやってしまいましょう。

ただし、当然ですが、
あくまで自己責任です。

自分の責任の範囲でやる分には、
別にいいですよね!

 

話を戻すと、拒絶とは、

相手が自分に同意をしていないのではなく、
自分が相手に同意をしていないのだ

と考え、

「あ、自分が拒絶しているんだ~」

と気づいてしまえば、こっちのものです。

もちろん、
相手の意見に合わせなければいけない
ということではありません。

ただ、相手の意見・考えも、
理解し、共感し、受け入れるということです。

「あー、そういう考え方もあるよね」
「〇〇さんはそういうふうに考えてるんだ。なるほど~」

みたいな感じです。

自分がその拒絶をやめ、
判断(ジャッジ)をやめると、

自分と相手との間にあった
「拒絶のエネルギー」がなくなります。

こうなると、怖れることもなくなり、
相手との関係も良好になり、
得られる反応・結果も変わってきます。

もし、過去に「拒絶された」と感じた
大きなトラウマのような出来事があったり、

自分は人から
愛されない、受け入れられない

という思いこみを持っていたら

それをセッションで解消していくことも
必要かもしれません。

 

でも、今回お話した考え方は、
多くの人に役に立つはずなので、

あなただけでなく、
まわりの方で拒絶を怖れている人がいたら、
是非教えてあげてください♪

さて、あなたは

「拒絶」を怖れて、

本当はやりたいけど
やらないようにしていたこと
できなかったこと

何かありませんか?

もしあったとしたら、
今日の考えを是非取り入れてみてください。

あなたから
拒絶への怖れのエネルギーが消え、
行動を起こせるようになり、

あなたの未来と可能性が
大きく広がっていきます。

この「拒絶」に関しては
一回では書き尽くせないので、
またいつか必要に応じてお話しますね。

それでは、「拒絶の怖れ」を吹き飛ばして
夢を歩み始める/続ける毎日をお過ごしください!

P.S.
ちなみに、週末に見た映画は、
「ルディ」という映画です。

だいぶ前の映画で、DVDになっているので
良かったら観てみてください♪

あなたが一歩踏み出す
勇気と希望をもらえると思います!!


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。