出し惜しみをしない

この半年近く、勉強のためにいろいろなセミナー・勉強会に出ています。
その中で、満足度が高いものとそうでないものがあります。
私の場合、運良く(?)「損した」「来なければ良かった」と思うセミナー・勉強会は、覚えている限り3つぐらいでしたが、世の中のセミナー・勉強会は、玉石混交というのが実情でしょう。
満足できるセミナー・勉強会の要素のひとつとして、講師が「出し惜しみをしない」と言うものが、私にはあります。
「出し惜しみ」を感じたセミナーは、参加していて、とても気分が悪くなります。
もちろん、営業上の理由もあると思います。
でも、それがあまりにも下手すぎて、バレバレの場合、参加していてとても不愉快に感じ、バックエンド商品を購入しようとはまったく思えませんでした。
過去に出し惜しみを感じたセミナーに出てしまったことがあります。
後から、そこに出席していたことがわかった人と
「あの出し惜しみしている感じが残念だったよね」
「著書も売っていたけれど、買いたいと思わなくなってしまったよね」

と言うような話をしていました。
もちろん、それが伝わらない人もいるでしょう。
実際に、その本を買っていた人もいましたので。
さて、
「出し惜しみしない」とはどういうことでしょうか?
100あるコンテンツを、短い時間の中ですべて出す?
そういう風に解釈する人もいるかもしれません。
ただ、私は100あるものを短時間ですべて出し切って、相手を混乱させてしまうのとは違うと考えています。
これでは、
「目次だけが手に入ったけれども、頭には何も残らない」。
「実践できるものは何も手に入らない」
と言うことになりかねません。
私にとって出し惜しみしないとは、「自分のコンテンツの中で、限られた時間の中で、相手に本当に役立つことを、実践できるレベルで伝える」、と言う風に私は捉えています。
知識だけを教えるのであれば、本を読めば事足ります。
ただし、それではただ単に情報を得ただけです。
使えるようにならないものにどれだけの価値があるのでしょうか?
自分が最重要だと感じるコンテンツに関しては何一つ隠さず、すべてを提供する
もし、そのセミナーの後に、死んでしまったとしても悔いが残らないように。
「大切なものは伝えた」、と言い切れるように。
茶道の世界の「一期一会」の精神にも通じるところがあると思います。
また、与えることによって、与える側に大きなメリットがあります。
現実的なこと(ビジネス的?)を言えば、セミナーに参加している人は、その人のファンになり、本などを買ってくれるかもしれません。
口コミで友人に紹介してくれるかもしれません。
そういう現実的なこともありますが、それよりも、
与えることによって、自分の中にスペースが出来ると、そのスペースに必要なものが自然と流れ込んできます。
手放すと、新たに必要なものが手に入ると言う経験をしたことがある人は多いでしょう。
「宇宙は真空を嫌う」と言う法則があります。
NLPで言われる
「脳は空白を嫌う」
と言うのも、同じような話だと思います。
また、何よりも自分が一番心地いいのではないでしょうか?
私の周りでも、上手くいっている人は出し惜しみをせずに、どんどん人に教える、どんどん人に与える人たちです。
私もそういう人を見習って、出し惜しみをせずに、どんどん与えていきます。


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。